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16年09月09日
認知行動療法の難しさ
「大阪梅田 姫路の心理療法」
ある意味で、認知行動療法の目的は、その人の性格改革につながる一面を持っています。この有効な認知行動療法に関する書物は、最近書店に数多く置かれています。中には、ブックワーク(本を読みながら自分で認知行動療法をする)のための本もあって、それをもとに、うつ改善を一人で対応している人もいます。このプロセスに、十分耐えられる辛抱強さと理解力を持っていれば、それはそれで効果をあげていく人もいます。しかし、実際に一人でやってみると、そう簡単ではないことに気づきます。なぜなら、その人が生きてきたそれまでの学習内容の検討と改善ですから、新たな行動や考え方を、自ら導き出すことは、かなりの努力が必要となります。実際改善する意味での思考を考えられたとしても、本当にその思考が、合理的現実的なのかは自分では評価しにくいことがあり、それが、認知行動療法の放棄につながってしまうこともあります。
マインドフルネススキルトレーニング参加者募集 平成29年 月第3土曜日(全10回)
アサーショントレーニング理論編参加者募集 平成28年11月13日より(全12回)