漸進的弛緩法

「神戸新開地、難波のリラクセーション」

   漸進的弛緩法とは、アメリカのジェイコブソンという生理心理学者によって考えられたリラクゼーション法です。身体の各骨格筋に意識を向けながら、意図的に強く緊張させた後、一気に脱力させるという手順を繰り返します。それによって、筋肉が弛緩する感覚を味わうのです。人間が緊張しているということは、筋肉や神経に張りがあるからで、それを弛緩することによって、心理的な緊張感を和らげることになります。漸進的弛緩法のやり方は、いくつかありますが、簡易法は以下の通りです。

＜漸進的筋弛緩法のやり方＞

1. 楽な姿勢をとり、呼吸法で落ち着いた気分にします。
2. 軽く右手でこぶしを作り、ゆっくりと力を入れていき、こぶしを強く握り締めたまま、こぶしに意識を向け、こぶしの筋肉が緊張してこわばっている感じを良く味わいます。
3. 緊張を十分感じ取れたら、それまで入れていた力を「スッ」と一気に抜きます。
4. 緊張がほどけていく感覚に注意を向け、さらに筋肉に注意を保ち、筋肉が弛緩している状態をしばらく味わいます。
5. 左手でも同じことをします。

1～５を身体の各部位につき、それぞれ2回ずつ行います。

こぶし→足→太もも・腰→背中・肩→首筋・顔（目・口・頬）の順で行います。この順で緊張と弛緩をチェックしながら実施します。

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