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17年01月18日
うつ病改善 認知行動療法の最前線
うつ病改善に最適な治療法が、認知行動療法であることはよく知られたことです。その効果は、薬物療法と同等にあることも認められています。認知行動療法は、人が生きていく上で起こる様々な出来事を適切な考え方で対応できないために起こる不都合の思考が原因で心の病気を引き起こすということから、発展した心理療法です。
心理カウンセリングには、なぜそうなるのかを分かっていくカウンセリングとどうしたら良いかというカウンセリングがあります。認知行動療法は当初どうしたら良いかというカウンセリングの範疇にありましたが、今ではどうしたら良いかとなぜそうなるかの二つをそろえた治療法として発展しています。考え方の不合理性は、スキーマとか不合理な信念とか呼ばれているものですが、認知行動療法はそれらを改善していくトレーニングです。
しかし、境界性人格障害の人が切れてしまった時やうつ病やパニック障害の人が不安や抑うつのドン底に至ってしまった場合に、機能しなくなるという弱点を抱えています。そのために世界の最前線の認知行動療法は、そうならないためにまたそうなった時にどうしら良いかを可能とする、マインドフルネススキルトレーニングを適応させて対応するように発展しています。
大阪梅田、兵庫明石に相談室を持つ阪神カウンセリング・ラボでは、認知行動療法とマインドフルネススキルを取り入れた第3世代の認知行動療法と言われる心理療法を採用して皆様の役立つように努力しております。