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17年01月24日
阪神カウンセリング・ラボの心理カウンセリング
アサーショントレーニング第1回参加者募集
平成29年2月12日(日) 13:00~14:30
うつ病やパニック障害、不安障害など、心の問題を抱えている方のカウンセリングには、様々な心理療法があります。それら心理療法を大きく分けると、「わかる」カウンセリングと、「どうしたら良くなるか」というカウンセリングがあります。前者を洞察療法といい、精神分析やロジャーズの来談者中心療法などが該当します。後者は行動療法や弁証法的行動療法などが該当します。認知行動療法は後者に分類されますが、最新の認知行動療法は、両者をしながら、最終的に「わかる」洞察を目標にしています。
阪神カウンセリング・ラボの任意の団体に「わかるはかわる倶楽部」というのがありますが、この「わかる」というのは、人が生きていく上で心の底からわかったという状態になれば変わりますよという意味を含んでいます。「わかるはかわり」ますが「わからんはかわらん」のです。このために、阪神カウンセリング・ラボのカウンセリングは、主としてどうしたら良くなるかというカウンセリングをしながら、相談の最初に、分からないことやこれまでに起きた様々問題を伺います。それらを傾聴しながら、相談者の抱えている問題に接近して、「わかる」という作業をします。このかかわりを大切にしながらカウンセリグが進められるよう努めています。