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17年01月26日
最新の認知行動療法 マインドフルネススキルトレーニング
現在認知行動療法は第3世代の認知行動療法と言われ、それは、これまでの認知療法とマインドフルネススキルを取り入れたものです。うつ病の治療に関して、認知行動療法には薬物療法と同程度の効果があるということは、証明済みです。認知行動療法はうつ病をはじめパニック障害や不安障害などの心の問題のほとんどに採用されてきました。パーソナリティ障害などにも有効に認知行動療法が機能します。
しかし、認知行動療法の限界が起こることがあります。うつ病の場合で言えば、抑うつ状態や不安が極度に強い時、境界性パーソナリティ障害では激怒してしまった時に、思考の調整を求めても機能しないという問題です。その極度の状態に陥った時に、認知行動療法そのものに疑問が生じて、人によってはその効果を得ることをあきらめてしまうことがあります。
この弱点を克服する上でマインドフルネススキルは有効です。すなわちマインドフルネススキルを習得することによって極度の不安や苦痛に陥らないようにできるということです。さらに仮に極度の不安や感情の苦痛に陥ったとしても、対処可能とする方法です。阪神カウンセリング・ラボでは、認知行動療法とマインドフルネススキルトレーニングを取り入れて心理カウンセリングを実施しています。
次回マインドフルネススキルトレーニングは、以下の通りです。
平成29年2月18日(土)10:30より 大阪梅田・阪神カウンセリング・ラボグループワーク室