うつ病の治し方

「マインドフルネススキルトレーニング参加者募集」

　うつ病や不安障害など精神的な心の問題を解決していくために心理療法があります。心理療法は心療内科などで行われる薬物療法以上に長い歴史を持っており、医師をはじめ心理臨床心理学の専門家が百年以上も前から薬物を使用しないで治療する方法を編み出してきました。私の体験からしても薬物で改善の認められなかった症状が、心理療法の技法で改善することは非常に多くあります。

　心の問題のきっかけは、ストレスに対する不適切な対処からスタートします。不適切な対処とは、そのほとんどが不適切な思考によるものです。不適切な思考の悪循環が、意識下の脳に問題を発生させてしまうところが厄介です。うつ病の治療に最善の方法として認知されている認知行動療法は、この不適切な思考を変えていくことで大変優れた方法ですが、脳の中の問題が極まってくると、認知行動療法で培ってきた思考の改善だけでは脳の中のストレスホルモンを調整する事は困難となります。この治療として薬物療法は有効ですが、対処療法的な場合があります。その点、心理療法は、認知行動療法とマインドフルネススキルトレーニングを組み合わせた第３世代の心理療法が脳のダメージを回復させる有効な手段となります。

マインドフルンネススキルトレーニング

２月１８日（土）　３月１８日（土）１０：３０より