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17年11月28日
クレプトマニア、窃盗症(万引き)の治し方
クレプトマニア(窃盗症)というのは、スーパーなどに入って、お金はあるのにまたそれほど必要がないものなのに、盗むことに集中して、盗んでしまうという行動を起こします。その際には、お店の人に見つかれば、法的に処罰されるというような冷静な判断は全く消失しています。そして、盗みが成功すると達成感が湧きます。なかには窃盗の後、何でこんなことしてしまったのかという後悔が生まれる人もいます。このような窃盗を繰り返す人をクレプトマニアまたは窃盗症と呼びます。このような人の中には、いつか何とか自分の気持ちさえしっかりしていれば、なんとかなる気持ちの問題だと考えている人がいますが、ものを盗むサイクルには、意志の問題ではなく、盗むことによって起こる快の報酬系のホルモンが関係して、脳の中にそのサイクルが出来上がってしまう結果、盗むのです。すなわち脳の病気と言えます。自分の意志ではなかなか治せないのを窃盗症と言います。阪神カウンセリング・ラボでこうした脳のサイクルを阻止する心理療法を行っています。
マインドフルネストレーニング第1回は平成30年2月18日です。参加者を募集しています。