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18年04月03日
人は自分を守るために、防衛機制を使うことがあります。そのうち、抑圧機制という防衛機制があります。「抑圧」とは、実現困難な欲求や苦痛な体験を、無意識の中に閉じ込めて、忘れようとすることを意味します。無意識の中に閉じ込められた体験は、「固着」といって、発達段階のある時期に、何らかの理由で克服できない困難な状況に陥った時に、発達形成において次の段階に移行するために必要なリビドー（心的エネルギー）が抑圧されて、無意識の中に押し込められた状態を引き起こします。リビドーには、都合の良いものも不都合なものも含まれていますから、その時代の好ましいと思われるようなごく自然な欲求から生まれるリビドーも、抑圧といった防衛機制の結果、固着してしまったものが、成人になると、何らかの刺激で飛び出してしまうことがあるのです。
アサーショントレーニング実践編 4月8日（日）１３:００～１４：３０
