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12年08月06日

うつ病の症状

うつ病の時に生じる、症状は、自分を守るために起きています。

うつ状態の時に、記憶が鮮明で思考力があれば、よけい不安になります。

その不安感を抑えるには、思考力が鈍ったほうがよいのです。

その状態を、自分自身が無意識にやっているのです。

人間の脳は、仕事に関した思考は明瞭で、不安に関した思考は不明瞭というようにうまく区別するほど器用にできていません。

思考力を抑え込んだら、その影響は良好な事柄にも及びます。

したがって、そのことを気にしてむきになっていたのでは、けがの傷をさらに手でひっかいて、その傷を広げる行為と同じです。

ですから、うつ病の時に起こる症状を気にして困惑しているより、その状態でできることをするとか思考の転換や注意を他に移して、瞬間を取りこぼさないように暮らすことのほうが大切です。