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13年08月13日

うつ病の原因

うつ病の原因

うつ病にかかりやすい人の背景を考えると、思考傾向に問題があることが多いと思われます。認知行動療法は、もともとこの思考傾向の問題に焦点を当て、考え方を改善することによって生まれた心理療法なのです。
 その思考が、合理的・現実的であれば、それほど悩むことは少ないのですが、これが非合理的であるために、結果として、著しい悩み事や混乱を引き起こしてしまいます。
 それらの思考傾向とは、確かな根拠もなくそうだと思い込んでしまう、いったんそうだと思うとそればかりに考えが集中していく、考え方が極端に走る、白か黒かといったように二分割思考などのありえない思考、などなどです。
 こうした思考傾向を持っているだけでしんどいのに、さらなる厄介なことは、そうしたしんどくなる思考を、多くの時間を使って考え続けることです。そうすれば結果は明らかです。考えて考えて、疲れきってしまいます。
 うつ病になりやすい人には、そうやって考えることが、ストレス対処法として、いつの間にか身について、常に習慣的に考える対処法を繰り返すのです。この、多く胃の時間を、過去や将来の苦痛、過ち、問題について考えれば考えるほど、心の病気になってしまうのです。