考えすぎはうつのもと
ストレスに対応するには、まず、ストレスを「受け止める」ことです。
次に大切なことは「考えすぎない」ということです。
受け止め作業をしても、何かと考えてしまうことはよくあります。
あれこれ批判したり価値判断したりして、結局してはいけない「ストレスにこだわる思考」をしてしまうのです。
たとえ自分が悪く反省しなければならないとしても、相手が悪いと非難しても、ストレスが存在していることに変わりありません。
それについていくら考えても仕方ないということです。
考えても何も解決しませんから、不安や抑うつ感は一層増幅してしまいます。
ですから、考えすぎは、うつにつながることも少なくないのです。
その思考を止めるには、認知的アプローチや弁証法的行動療法のスキルの一つ「注意をそらす」など、いくつか方法があります。