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14年06月23日

自己愛性パーソナリティ障害自己愛性人格障害

自己愛性パーソナリティ障害(自己愛性人格障害)

 ギリシャ神話の中の、ナルキッソスに由来する名称を使ったのが、自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)です。自分の空想や行動についての誇大性、他者の評価に対する過敏性、自分についての特別意識、業績や才能の誇張、共感性の欠如などを特徴とする人格障害の一種です。以下のDSM-Ⅳからパーソナリティ障害に挙げられましたが、国際疾病分類ICD-10では、「その他の人格障害」に入れられています。
 自己愛性パーソナリティ障害に関しては、DSM-Ⅳ-TRでは以下のように診断基準を挙げています。 


誇大性(空想または行動における)、賞賛されたいという欲求、共感の欠如の広範な様式で、成人期早期までに始まり、種々の状況で明らかになる。以下のうち5つ(またはそれ以上)によって示される。

1. 自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)
2. 限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
3. 自分が "特別" であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人たちに(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ、と信じている。
4. 過剰な賞賛を求める。
5. 特権意識、つまり、特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。
6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を達成するために他人を利用する。
7. 共感性の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。
8. しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。
9. 尊大で傲慢な行動、態度


  阪神カウンセリング・ラボでは、自己愛性パーソナリティ障害のカウンセリングを、「1、症状を発生した心理的問題の理解と解決。 2、情報処理の仕方の認知的アプローチ。 3、対人関係の調節。 4、感情や行動の安定のための行動療法。」という4つの視点で対応いたします。




○「心の癒しのコンビニ」阪神カウンセリング・ラボは、いつでも、だれでも、どんなことでもご相談に応じます。
○カウンセリングの方法は、御相談者の状況に合わせ、適切な対応方法で応じます。
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●小さなお子様がいらっしゃる場合は、ご相談中スタッフがお子様の面倒を見ます。ご予約の時、その旨お伝えください。