うつ病の心理学うその見分け方
うつ病のカウンセリング 「情報を捉える心理学」
うそと言い訳の心理
うつ病や心の病気を抱える人の多くが、人をあまり見ることなく、思考やイメージで状況を判断してしまうことがあります。おそらく、人の評価が気になり、しっかり目を見て対応することが苦手なのでしょう。そこで、阪神カウンセリング・ラボのブログで、こうした人のために、情報をどのように処理していくかに関して参考になる心理学的所見を「情報を捉える心理学」という題設定で書いていきたいと思います。
今日は、「うその見分け方」です。人間が自分の気持ちを伝えるとき、顔、手、足の順に優れた表れをすると言われます。ところが、うそを言った人がそれが嘘だと分かるのは、足、手、顔の順に出てしまうというのです。
これはアメリカの心理学者が行った実験です。看護師を使って、重篤な患者さんに嘘を言わねばならない設定で嘘をついてもらいます。それをビデオで撮影して、患者さんに、首から上と下に分けてそのビデオを見てもらうという実験です。その結果「首から上を見た患者さんは、看護師さんの表現を「友好的で、明朗で、義理堅く、善人で正直な人」とみなしました。しかし、首から下を見た患者さんは「緊張しており、迷いがあり、神経質で、用心深く、心配している人」と見たのです。嘘をつこうとすると、その意識は顔に集中してしまい、手や足にはおろそかになってしまうということがわかりました。ですから、顔で嘘を見抜くのは難しく、顔から離れた場所はうそを正直に語っているということになります。
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