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14年08月11日

思春期挫折症候群

 うつ病や双極性障害や神経症など、心の問題を起こす背景に、思春期の問題が絡んでいることがよくあります。統合失調症やパーソナリティ障害なども、思春期の問題を指摘する学者もいます。このような精神障害や精神病と異なって、これまでにあまり見られなかった新しい対応の青年期の精神障害を、青年期の問題に詳しい稲村は「思春期挫折症候群」と名付けました。
 症状としては、抑うつ状態、自宅への引きこもり、拘束や社会規範の無視、不登校、自殺企図、思考障害(思考が極めて一方的で自己中心的)、意欲障害(昼夜逆転の生活、ルーズな生活態度)、退行現象(行動が幼稚化し、母親に甘え、母親が言うことを聞かないと怒り狂う)などを挙げています。これらは何らかの挫折をきっかけに発症することが多いと言われています。
 性格としては、何事に対しても過敏で耐性にかける、真面目でよい子などが挙げられています。
 阪神カウンセリング・ラボでもこうした症状で来談される方は多いです。子どもが自らカウンセリングを受けようと思っていないことが多く、最初は親が来られることがほとんどです。その後、何らかのきっかけを作って、子どもが来るという形を作ります。こうしたケースで、粘り強くカウンセリングに通うことができた人は、最初の状態に比べれば圧倒的に現実に適応する良い状態に変わり、当初は拒否していた社会人として仕事に就いて、活躍している人もいます。





◎うつ病改善のカウンセリングは、阪神カウンセリング・ラボで!
◎阪神カウンセリング・ラボは、元大学教授と臨床心理士の心の問題の専門相談室です。
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